先週お書きしたとおり、アメリカ本土から見れば離島である
ハワイ州は、物理的にメジャーリーグに参戦できるはずもないわけで、
ハワイにはプロ野球はないんだろうなあ…、と思っていたところ
予想に反してハワイ独自のプロ野球リーグがあった!という展開でした。
その名も、HWB。「ハワイアン・ウィンターリーグ」。
リーグと言えどもチーム数は全4チーム!
元祖は、ホノルルシャークス、ヒロスターズ、カウアイエメラルズ、
マウイ・スティングレイズの4チーム。
ところが、財政難により1997年までにうち3チームが消滅し、
リーグそのものも翌年消滅してしまったんだとか。。
o(TヘTo) くぅ
でもビックリなのがこの頃の参加選手。
日本からはイチロー(当時は鈴木一郎)、新庄剛志、桧山進次郎、
井口資仁、城島健司などなどそうそうたる顔ぶれが!
(@ ̄□ ̄@;)!!
アメリカからはジェイソン・ジアンビ、デレク・リーなど、まさに数年後の
日本球界・アメリカ球界の中心選手たちがこぞって参加していたんですね。オドロキです。
やがて2006年には見事ハワイアン・ウィンターリーグが復活することが
発表され、ホノルル・シャークス、ウエストオアフ・ケインファイアーズ、
ワイキキ・ビーチボーイズ、ノースショア・ホヌの4チームでリーグ優勝を争ったそうです。
ノースショア・ホヌが2006年、2007年のリーグ優勝を連覇し、
2008年はワイキキ・ビーチボーイズが優勝。かなり盛り上がったようです。
ヽ(〃’▽’〃)ノ
実はこのHWB、若かりし頃のイチローや新庄が参加した事からも
わかるように、日本からは2軍選手が、アメリカからは1A、2Aのマイナー
選手が参加して日米ハワイ共同で盛り上げていたんですね。
その証にシーズン中にはアジアチームとアメリカチームによるオールスターゲームも毎年1試合開催されていました。
そう、「いました」。過去形なんです。涙。
そこから先をいくら調べても、、2009年以降のリーグの状況が残っていません。。
(T∇T) (T∇T)
やっぱり財政的にキビシかったんでしょうか。。。人口、少ないですもんね。。残念。
MAHALO! ヽ(^-^))((^-^)ノ