あけましておめでとうございます!
って遅いか。。。すみません
今年の年末年始はいつになく忙しくしていたような。。。
でも、ステージが多くて楽しかったのも事実。
モアナラニ発足して初めての合同クリスマスパーティーや、マンションのクリスマスパーティーでのステージ。
そして、初のデイケアサービスでの慰問。
どのステージもみんなとてもよく頑張ってくれて、思い出深いものになりました。
新メンバーが緊張で変な汗をかきながらも、必死で人前で踊ってくれた姿にも、
なんだか感動したし。
なによりも、デイケアサービスで踊らせてもらったことは私にとってとてもいい経験になりました。
おそらく計り知れない苦労をされてきた年代の方々の前で、数人は完全にねてらっしゃるように
お見受けしつつ(笑)それでも、なんだかとっても暖かい空気でつつんでいただいてその中でフラを踊らせてもらった感覚。
あれは、今までエネルギッシュな観客ばかりだっただけに、とても新鮮で、逆に教えられることが多くてガツンときました。
そして、踊り終えて席に戻る途中、無表情に見えた数人の高齢者の方々のほほを涙がつたっていました。
私は最初、苦しみから救われるために自分のためにフラを踊り始めました。
次第に家族や友人の前でそれらを表現する慶びを、体感するようになりました。
仲間たちとおどると喜びが数倍になることも知りました。
そして、数年がたち最近は、まったく知らない方々の前で踊るという体験を積んでいます。
なんというか、私にとって踊りは究極の自己表現であって
時間とともに、その目的や対象が、自分の意志とは無関係に変化していっているのを感じています。
「ペイ・フォワード」という映画を皆さんはご存知でしょうか?
その言葉の意味は、幸せを受けたらそれを受けた人ではなくて、第3者にかえしていくという意味です。
私は人類の究極の目的は、そこにあるのではないかと感じています。
そもそも、私たちは生まれたままでは生きられません。
親があるいは、それに代わる人が身の回りの世話をしてくれて初めて生きていたれたはずです。
そして、大きくなってすべての感謝をその親にささげることが自然でしょうか?
いえ、おそらく親もそれは望まずにそのまた子供にしてもらってきたことをささげるのが自然の営みです。
夫と立ち上げた㈱ROOT’sの理念の一つでとても大切なこと。
「自分が何かを与えられた時は、必ず誰かにそれを還元すること」
私はいま、それを思いもかけずHULAで体感させていただいています。
これからも、できる限りペイ・フォワードして生きたいと願った年末年始だったし、
それをモアナラニを通じて、メンバーのみんなにも体感してもらいたいと願っています。