先日、美容院ではじめて担当になった女の子に
「LOCOさん、外人さんですよねー!」と爆笑された。
最初意味がわからなかったが、きくと
「トークが軽いし、オーバーリアクションだし、感情表現がストレートすぎて面白い」
というのだ。第一印象がきちんとした女性にみえるからギャップがうけると。
確かに私は人見知りを全くしない。
最初から全開で初対面の方と接することができる。これは、昔から。
だって。閉じてたら相手も閉じるでしょ?
だし、自分にかくしたり、すかしたりするような立派なものは何もない。
そして、感情表現が豊か。これも、子供のころからよく言われた。
でも、おいしい、楽しい、そんな感情は最大限に表現しないほうが難しいと私はおもうけど。。。
その担当の女の子がマッサージをしてくれて、とても気持ちよかったのでほめまくったら
お客さんでそんなにほめてくれたのは初めてだという。
そうかー。わたし、外人だったんだー
確かに、私は日本人はシャイで感情表現がとぼしいとは、思っていたし、周囲の反応が物足りないこともよくあった。
ステージなどをみると、叫ばずにはいられないし、スタンディングオベーションもしちゃう。
でも、日本人はあまりあらわにはしない人のほうが多いよね。なんでだろ?
私はやはり欧米人間てきな両親にそだてられたし、海外の人に多く囲まれて育ったこともあり
人の名前はたいていファーストネームでよぶし、遠慮ってものはいまだに理解できない部分がある。
私は親しみをこめてファーストネームで呼んでいても、それを「よびすて」と否定的にみられることもあった。
ジャパニーズエンリョにいたっては、本当に廃止してほしい制度だ。
遠慮なんかするほうもされるほうも気色悪くてしょうがない。
誰も得しないあの制度、なんとかならないものだろうか。
私に「きをつかわないでねー!」
などという人に限って、なにかとお礼と称して物を持ってきたりして
「お前がきをつかっとるんじゃー!」
と言いたくなる。
ぎゃぐかなーと思うほど、気を使う人間に限って、ひとには「気を使わないで」という。
私の母は、本当にオープンで話し始めると面白くって、いくところいくところで
「わたし、おかあさんだーイスキ!大ファンなのよ」
と、いたるところに母のファンがいた。
女性男性問わず、誰からも好かれた。
なんというか、面白くて信頼できる2丁目のママのようなひとだ。
それは、母がやはりあけっぴろげで、でも、とても優しい人間だからかな。
母は自分はすかすほどのものは何もないと悟っている。
だから、誰に対してもあけっぴろげ。
するとたちまち相手も、心を許す。
でも、じつはすべて周りがうまく運ぶように、母はつねに気を配っていた。
気を遣うことは決してなく。
どこにいっても、母のファンが沢山いて、たちまち人の心をつかむ天才だ。
美容院で、散々わたしの下ネタなどで爆笑を奪い、帰る矢先、担当のおんなのこが
「いやー、あたし、LOCOさんのファンになっちゃったあ」
と、ひとこと言われたときに、なんだか一歩母に近付けたようで。。。
嬉しくも恥ずかしくもあり、ひとりほくそ笑んだ昼下がりでした
私もファンだよ♡