やっと、春めいてきましたね
なんだか、色々なことがありすぎて、時間という概念を忘れかけていた日常が
やっと、いつもの「日常」にもどりつつあるのを感じています。
私は、震災の日から色々な思いがこみ上げて、直接現地にいけないもどかしさや
ほんとうに自分がとっている行動が正しいのか、つぎつぎに押し寄せる思いに潰されそうになったりもしました。
でも、1つ自分の中で確信があって行動できたこと。
それは「地元」を守ろうという思いでした。
震災直後、すべての通信網がたたれた数時間。やはり頼れるのは近くにいる友人や仲間たちでした。
この幕張に越してきてから、早5年目。
私は、この土地を愛して、感謝して、沢山の出会いにも恵まれて、
そんな地元の人との触れ合いを通じて、人と人のつながりを担おうという一心でこの4年間つっぱしってきました。
道のりの途中で、突然仲間たちに背を向けられ、孤独と戦った日々もありました。
大好きな家を手放して、また別の地に移り住むことすら考えました。
でも、やはり私は地元でまた1から本当に信じあえる仲間と再スタートを切る道をえらびました。
なぜなら、やはり私はこの街が好きだったし、つらい経験からも沢山の宝を得たからです。
震災直後、沢山の住人が声を掛け合って、助け合っている姿を見て、やはり私の判断は間違っていなかったと思ったし
みんなの顔をみるだけで、とてもほっとしました。
だから、私はやはり自分の持ち場はここだと確信して
震災後は、地元の子供たちや、お母さんたちの力になりたいという思いで活動することができました。
募金しようと思ったおかねは、あえて地元で使って、地元の活性化を最優先に考えました。
いつもよりも、外食を増やして、地元経済の活性化。省エネ協力を心がけました。
自分一人が行動できる範囲なんて、そう広くはない。
だから、みんなが持ち場を地元を、しっかり守れば日本が活性化していくと信じているのです。
社長のブログに書いてあった言葉。
シンプルだけど、とてもいい。
「知恵がある奴は知恵を出そう。力がある奴は力をだそう。金がある奴は金を出そう。
『自分は何にも出せない』っていう奴は元気を出そう。」
笑うのを我慢して、楽しむのを我慢して、外食を我慢して、遊びを我慢して。
その我慢が被災者に提供できるものは何も無い。
本当にその通りだと思った。
きょうも、近所で八百屋さんがOPENして朝市風に、とてもいいお野菜をうっていました。
色々と、風評被害もある中、OPENにこぎつけるのは、さぞかし大変だっただろう。
いつも以上に、沢山かって、いつも以上にありがたく調理させていただきました。
がんばれ!地元!の願いを込めて。。。
ロコロコの言葉はいつも響くわぁ(*´-`)