パウスカートの知識 – パウは「履く」もの?それとも…

いやー、2週にわたる大雪、すごかったですね~(TT)

大雪による道路遮断の影響で、地域によってはお届けに若干の遅延が生じております。

大変申し訳ございませんが、回復しだい最優先でお届けしてもらえるよう宅配便会社に

依頼しておりますので、何卒もう少々お待ち下さいませ。 m(_ _)m

実は数日前まで、今日も大雪の可能性、なんて天気予報でしたので、弊店ではちょっと臨戦態勢に入りつつありました。

が、気圧が道を外れたようで、本日あたりからだいぶ道路状況も回復しつつあります。

本日以降のご注文分は概ね通常通りお届けできますので、どうぞご安心下さいませ♪

∠( ̄(エ) ̄)ノ オトドケサセテイタダキマス

さてさて、先日お電話でご注文いただいたお客様と、パウの作りや着方の話題になりました。

これからフラを始められるというお客様でしたので、「パウを履く」と表現されていたのですが

「恐縮ながら着る、とか、被る」なんですよ、と若輩者ながらお伝えさせていただいたんです。

その際にたいへん喜ばれていらっしゃったので、諸先輩方にはご存じの方が多いかと存じますが

僭越ながらパウスカートの基本知識を少しお話させていただきますね♪

((φ( ̄ー ̄ )メモメモ~

まず、呼び方。パウは現地の言葉でパーウーと言って「スカート」の意味。

ですので、厳密にいえば「パウスカート」より「パウ」と呼ぶのが正しいんです。

でも言葉は生き物ですから、日本で便宜的にパウスカートと呼ぶのも意味が通じやすくて便利ですよね。

そして、フラはもともと神に捧げるメレ(祈祷)を表現するための神聖なもの。

その正式な衣装ですから、敬意をこめて頭から着る(被る)のが正しい着方です。

(`・ω・´)キリッ

同様に、マナや身に付いたものが落ちるからという理由で、パウは洗ってはいけないという規律もありますが
これも個人的には、衛生上たまに手洗いされるのがよろしいかと存じます。

日ごろは定期的に洗うけど、ホイケの前は洗わない、というハーラウも多いようですよね。

(ノ・_・)ノ凹 ┣凹━▽━凹┫オセンタク♪

次にパウの作り。日本では生地の広がり方や体型への馴染み、ずれにくいフィット感から4段ゴムが主流ですよね。

でもこれにもたくさんのスタイルがあって、より揺れを大きく見せる3段ゴムもあります。

特にゆったりした動きの踊りに使う場合に好まれますし、ハワイではこちらが多いんですよね。

生地の量も3ヤード~5ヤードまで実にさまざま。日本では4ヤードが主流でしょうか。

つまり、4ヤード4段ゴムから、3ヤード3段ゴム、4ヤード3段ゴム、5ヤード4段ゴムなどなど、

いろいろな組み合わせがありえるわけなんですね。

∈( ̄o ̄)∋ オー、ナルホドー

実際、ハワイでは5ヤードの生地で3段ゴムという、とにかくゆったりとしたスカートの揺れを強調するものも多くお見かけします。

まあ、生地量が増える分お値段もどんどん高くなってくるんですけどね。。

w( ̄▽ ̄;)wオ、オネダン。。

とはいえ、所属されてるハーラウやサークルによって、決められていることが多いかと思いますので

まずはそれに従って揃えていかれるのがよろしいかと存じます♪

MAHALO! (⌒∇⌒)ノ””

フラと髪の毛と爪

なんだか、「部屋とYシャツと私」みたいなタイトルですね(^^;)(世代感が出ちゃってスミマセン)

昨夜は寒かったですね~、こちら東京でも雪が少し積もりました。

{{{(+_+)}}}ブルブル

立春だというのにこの寒さ。そろそろ立春を1ヶ月ずらすべきだと思うんですよねー、ワタクシ(笑)

そうそう、先日、友人が寒い時は髪が長くてよかったーって思う、と言っていました。彼女はフラの踊り手。

そもそも、なんでフラをしている方に長い髪が多いのか、ご存じの方が多いと思いますがちょこっとお話しますね。

φ(・_・”)メモメモ

太古にさのぼると、ハワイ人の源流、ポリネシア人には髪を切る習慣がなかったんです。

髪は神であり、これまでに生きてきた経験や想いが髪にこめられているのだ、と信じられていたと言います。

そのため、髪の毛や爪には「マナ(気、神聖なパワー)が宿る」と言われ
フラの世界でも、とても大事なものとされています。

w( ̄o ̄)w ナルホドー

カプ(禁忌。やってはいけないこと)が厳しいハーラウでは、髪を切ること、染めること、パーマ、マニキュアを禁ずることもあります。

とは言っても、お仕事で長い髪にできなかったり、育児と家事に忙しくて手入れの時間がなかったり

いろんなおしゃれを楽しみたかったり、日常生活ではなかなかそうもいきませんよね。

基本的には、所属されているハラウや団体のカプに従うのが正しいですが

フラを学ぶ方の中には、一生の学びとしてフラを本格的にされる方、趣味の範囲で楽しみたい方、

ダイエットやリフレッシュを目的にされている方などなど、ほんとにさまざまですよね。

だからこそ、普段は好みの髪型を楽しんで、ホイケの時にはウィッグを付ける、というのがとても多く見られるスタイルなわけです。

そんな、自分らしくフラを楽しみたい方のためにご用意したのが、弊店のフラ用ウィッグ。

かつらメーカーにオーダーして品質にこだわりながら、なるべくリーズナブルに作ってもらっておりますので

色違いや型違いで揃えておくととってもベンリなんですよ♪

と、いうことで、見事に営業トークにこぎつけてしまいました(^^;;)

というのも、今月1ヶ月は10%OFFのキャンペーン中なんです(会員様対象)。

キャンペーン詳細はクドくなりますので割愛させていただきますが(汗)

ご使用予定が3月以降の場合でも、月内のご注文なら10%OFF適用となりますので

いつかはウィッグを買わないと、、と思っていらした方やホイケや発表会を控えている団体様は

この機会に是非よろしくお願いいたします♪

セール10%OFF♪ フラ専用ウィッグ
http://www.lalahula.net/hoike/wig/

MAHALO! (⌒∇⌒)ノ””

フラのバイブル

暑い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしですか?

外に出たくなくなるほどの猛暑とはいえ、ホイケやイベント、更には体重も(笑)気になるこのシーズン、

フラのレッスンに勤しんでいらっしゃる方も多いことと存じます。

(^∇^)o彡レッスンレッスン♪

思い出してみると、フラを始めた頃、シンプルに抱いたギモンがあります。

(;゚∇゚)ハテナ?

それは、

「これをマスターすればOK!みたいなフラのバイブルってないの!?」

というもの。

生来の横着な性分がはたらき、なるべくシンプルに早く身につけたかったんですね(汗)

(>▽<;; アハハ、、、

ところが、いくら書店に行ってもネットで調べても、見つからないんです。

ウクレレだったりハワイ語だったりは、それらしいものがあったんですけどね。

それもそのはず。

フラは古来から口頭伝達の文化なんですね。

つまり、親から子、孫へと家系を中心にした中で守られながら伝達伝承されていくもの。

だからこそ、「コレを読めばOK!」みたいな教本は存在しなくて当然なわけです。

もともと、そんな教本1冊でマスターできるような単純なものではないワケで、

その後何年もかかって、当初の考えの甘さを身をもって知ったワタクシなのでした(汗)

最後にマメ知識をおひとつ。

((φ( ̄ー ̄ )フムフム

この、フラにおける伝承の系統は「リニエージ」と呼ばれ、系統、血統、家柄などを意味します。

つまり、どういった始祖から伝承された系統なのか、というとても大切な位置づけなんです。

クムフラの家系では、子供が大きくなって、ハーラウを任せようとするときに

あえて親元を離れさせて、同じリニエージのクムの元に修行に出すことがあります。

そして、やがてウニキを経てリニエージを受け継ぎ、また次の世代へと伝統を守りながら伝承していくんですね。

フラを習っていらっしゃる方は、ご自分のハラウのリニエージを知っておくのも
フラを学んでいくうえでとても大切なことだと思います。

一度クムに伺ってみてはいかがでしょうか?

MAHALO! (⌒∇⌒)ノ””